| 商品の活用法 | |
| 肥料の知識 |
| 1 肥料の3大成分 ● チッ素 (N) 植物に必要なタンパク質や葉緑素を作る働きを助け、葉色があざやかに 大きく育ちます。不足すると葉が小さくなったり茎が伸びません。 流されやすいので欠乏しがちですが、あげすぎると害があります。 ● リン酸 (P) 細胞分裂をさかんにする働きがあり、根、茎、葉の数が増え、 花や実のつきかたが良くなります。不足すると、根、茎、葉の 数が減ります。 ● カリ (K) 植物の活動を活発にし抵抗力をつけます。 流されやすく、不足すると葉や茎が柔らかくなり、病気がちに なります。生育の初期と末期に多く必要とします。 これらは単独で効果があるのではなく、それぞれバランスよく 与えることが大切です。なお、肥料成分表示に 8−8−8 と あるのは、それぞれ チッ素が8% リン酸が8% カリが8% という意味になります。 |
■ キーワード ・チッ素 ・リン酸 ・カリ | |
| 2 肥料の種類 ● 有機質肥料 有機物からつくられる肥料全般を指します。 植物性と動物性があり、植物性では 油粕 海藻 など。 動物性では 骨粉 鶏ふん カニ殻粉末 などがあります。 ● 無機質肥料 鉱石などから化学的に合成された肥料です。 化学肥料と化成肥料があり、化学肥料では チッ素肥料・・・硫安 尿素 リン酸肥料・・・過リン酸石灰 熔成リン酸 カリ肥料・・・・硫酸カリ などがあります。 化成肥料は水溶性チッ素やリン酸、カリを化学的に合成したものです。 ● 配合肥料 有機質肥料はじっくりと時間をかけて効果を発揮します。また、 無機質肥料はすぐに効果を発揮します。これらを配合して、 両方のメリットを活かしたものが 配合肥料 です。 ● 遅効性肥料 多くの有機質肥料は遅効性です。土壌でゆっくりと分解されて 効果を発揮するため、発育の乏しい冬季に与える 寒肥 としたり、 種のときに与える 元肥 として利用します。 ● 緩効性肥料 効きはじめがはやく、しかも長期間にわたって効果を発揮します。 ボール状や錠剤タイプの置肥 スティックタイプのもの、また 固形の有機質肥料などもこれにあたります。 ● 速効性肥料 与えてすぐに効果を発揮します。液状タイプや水に溶かす微粉タイプ などがあります。成長期に 追肥 として定期的に与えると 発育が促進されます。 植物や目的に合わせて、これらの肥料の特性を使い分けると 植物はぐんぐんと成長します。 |
■ キーワード ・有機質肥料 ・無機質肥料 ・配合肥料 ・遅効性肥料 ・緩効性肥料 ・速効性肥料 寒肥 元肥 追肥 | |
| 3 肥料の与え方 ● 元肥の与え方 植え込み時、植え替え時に与える肥料を 元肥 といいます。 有機肥料・・・粉状のものを用土に混ぜます。 化成肥料・・・用土の中に規定量をパラパラとまき、かるく混ぜます。 ● 追肥の与え方 発育が盛んな生長期に与えるものです。 錠剤タイプ、醗酵油粕などは根元から離して鉢のふちに置いたり 土の表面にかるく埋めます。 粉状タイプ、顆粒タイプは土の表面にばらまくか、かるく混ぜます。 液状タイプは約1000倍から2000倍にうすめて、一週間に一度 など、定期的に与えます。計量が面倒な方は、あらかじめ うすめてある ストレート(希釈)液 も あり、これはそのまま 与えられるとても便利なものです。根元から離して与えます。 ● 肥料を与える量 肥料は与えすぎると肥料やけを起こします。特にチッ素を 与えすぎるのはよくありません。この場合、バケツに水をはり、 鉢ごと水につけて何回が上下し、底から肥料分を洗い流すか、 ゼオライトなどを用土に混ぜ、肥料分を吸着させます。 一般に肥料は濃いものをどさっと与えるよりは、うすめのものを 何回かにわけて与えるほうが良く、早く生長させるには、 肥料を一度にたくさんあげすぎないことが大切です。 ● 肥料を与える時期 肥料を与える時期としては、植物が生長している時期、すなわち 春から夏がもっとも肥料を必要としています。逆に生長を休んでいる 冬場などはそれほど肥料を必要としていません。 肥料は植物が欲しいときに与えるのが大切です。 じっくりと効果のあらわれる元肥で体力をつけさせ、生長してきたら 追肥として速効性肥料を与えたり、緩効性肥料で調整する、また バランスよくこれらを併用するなど、肥料の与え方を工夫すれば たくさん花や実をつける元気な植物を育てることができます。 |
■ キーワード ・元肥 ・追肥 ・ストレート液 ・肥料やけ ・ゼオライト |