| 商品の活用法 | |
| 植物が健康に育つ土とは? |
| 1 植物はこんなことをしています ● 光合成 植物の葉に日光が当たると植物はデンプンなどを合成し始めます。 このはたらきを光合成といいます。 ● 呼吸と炭酸同化作用 植物は昼は炭酸ガスを葉から取りいれ、酸素を放出しています。 呼吸は昼も夜も行われ、酸素を空気中から取り入れて炭酸ガスを 放出しています。同時に根も呼吸を行い、水分に含まれる酸素を 吸収して炭酸ガスを放出しています。 ● 蒸散作用 植物が根から吸い上げた水分は、茎をとおって葉の中で 水蒸気となって大気中に放出されます。この作用を 蒸散作用といい、水分とともに肥料などの養分も、植物の 全身にいきわたるのです。 植物が健康に育つには、こうした植物の活動を 積極的に助けてあげる必要があります。 |
■ キーワード ・光合成 ・呼吸 ・炭酸同化作用 ・蒸散作用 | |
| 2 植物にとってうれしい土とは? ● 排水性 葉が空気中で呼吸しているのと同時に、根は土壌中で 呼吸しています。このため常に新しい水がいきわたるよう 排水性が良いことが条件になります。 ● 保水性 もちろん、水分をある程度は保持しないと植物は 水を吸収できません。このため保水性が必要と なります。 ● 通気性 土中に適度に空気がないと、根は窒息してしまいます。 通気性が良いと根はぐんぐん伸び、生育が良くなります。 ● 保肥性 与えられた肥料を保つ力(保肥性)も必要です。 ● 清潔性 病害虫や雑草がなく、余分な油などがないこと、 つまり清潔性も大切な条件です。 ● 重さ 植物がしっかり立つようにある程度の重さが必要です。 ● 酸度 植物の生育に適したpHが必要です。 植物によって適切なpH値は異なります。 これらの条件がすべてそろったときに、 理想の用土が完成するというわけです。 |
■ キーワード ・排水性 ・保水性 ・通気性 ・保肥性 ・清潔性 ・重さ ・酸度 | |
| 3 どんな用土の種類がありますか? ● 単粒構造土 主に粒の細かい土をいいます。すきまがほとんどなく、 保水性や保肥性にすぐれますが、逆に排水性や通気性が 悪いため、根ぐされがおこりやすくなります。 ・・・黒土 荒木田土 赤土など ● 団粒構造土 単粒が集まって団子状になった粒をいいます。 すきまがほどよくあるため、排水性や通気性に すぐれますが、逆に保水性や保肥性が悪くなります。 ・・・赤玉土 日向土 鹿沼土など ● 基本用土 栽培のベースとして使われる用土です。 ・・・黒土 赤玉土 鹿沼土 桐生砂 日向土 荒木田土 軽石 朝明砂 ケト土 水ごけなど ● 改良用土 排水性、保水性、通気性、保肥性などを 良くするために基本用土に混ぜるものです。 有用微生物の働きを促進し、ミネラルなどを 補給します。 ・・・腐葉土 ピートモス バーク堆肥 くん炭 ヤシガラ活性炭など ● 調整用土 排水性や通気性、保水性を調整するために 基本用土に混ぜるものです。 ・・・富士砂 バーミキュライト パーライト 焼赤玉土など ● その他 根ぐされ防止などに利用します。 ・・・ゼオライト ケイ酸白土など 実際にはこれらの特色を持つ用土をブレンドし、 調合するのですが、最初からベストの状態に ブレンドされた 培養土 がとても便利です。 培養土は目的の植物に合わせて最適な調合が してありますので、買ってすぐに使うことができます。 |
■ キーワード ・単粒構造土 ・団粒構造土 ・基本用土 ・改良用土 ・調整用土 ・その他 ・培養土 | |
| 4 良い土ができたら上手に水をあげましょう ● 水やりは植物の欲しいときにたっぷりと 良い土ができても上手に水をあげないと植物は 健康に育ちません。水をあげるタイミングは、 植物がイキイキと育っている時間帯ですが、 それは季節でいえば 春から夏 そして時間で いえば 晴れた日の午前中 といえます。 水をあげるときにはたっぷりと、鉢底に余った水が たまるくらいにあげるほうがよいでしょう。 ● 土によって水やりの方法を変えましょう 軽い土・・・通気性や排水性が良いので水は こまめにあげる必要があります。 重い土・・・逆に重い土は根ぐされをしないよう 間隔をあけて少量ずつあげます。 ● 鉢によって水やりの方法を変えましょう 大きめの鉢・・・こまめにあげる必要があります。 小さめの鉢・・・間隔をあけて少量ずつあげます。 水やりとは、水分補給だけでなく、根に必要な酸素の 補給、不要なガスの排出、水に溶けた養分の吸収など 植物の健康な発育にとって欠かせないすべてを含む 大切な作業です。 |
■ キーワード ・春から夏 ・晴れた日の午前中 ・土や鉢に応じて | |
| 5 酸度(pH)を調整しましょう ● pH 土の酸度は0から14のpHという記号で表されます。 中性は7で、それ以上をアルカリ性、それ以下を酸性と いいます。 ● 適切な酸度 植物によって酸性を好む植物もあればアルカリ性を 好む植物もありますが、どんな土でも使いつづけると 酸性になっていきます。こんなときには酸度を調整する 必要がでてきます。適切な酸度を保つために、 苦土石灰 や 石灰 を混ぜて土の酸度を調整します。 また、 腐葉土 ケイ酸白土 などの有機質土を混ぜて 土を若返らせることもできます。土壌改良剤を混ぜたり 新しい土を補う増し土も必要です。 いっそ新しい土に替えてしまうのもよいでしょう。 |
■ キーワード ・pH(ペーハー) ・苦土石灰・石灰 ・腐葉土・ケイ酸白土 ・土壌活力剤 増し土 |